皆様 はじめまして。購買部のDAICHIです。
主な仕事はお客様にご提供している食材の買付、調達です。食の安全が問題視されている中HUGEではよりお客様に安心して召し上がって頂ける食材を提供できるように日々試行錯誤を繰り返しています。今日はその中で9月1日より始めた新しい取り組みをご紹介したいと思います。
 
取り組みの名前は
ZERO Trans Fat, NON GMO

キャプチャ
Cooked in Cold Pressed ZERO Trans Fat Oil made by NON GMO Ingredients. 
当店の調理油は、国内基準でトランス脂肪酸を一切含まない、非遺伝子組み換えの原料を
昔ながらの低温圧搾抽出法で絞られた一番搾りの油のみを使用しております。


トランス脂肪酸を一切含まず、原料は遺伝子組み換えが行われていないという意味です。
皆様はトランス脂肪酸をご存知でしょうか?
トランス脂肪酸とはショートニングやマーガリンなどに多く含まれ、食用油を加工する過程で生成されるもので、摂り過ぎによる健康への悪影響が注目されています。
アメリカではマーガリンの事が「食べるプラスチック」とまで呼ばれていて、トランス脂肪酸の原因となる油脂の使用を3年後に原則禁止することを決めています。
しかし日本では特に規制もなく、人体に悪影響があるものだと認識されていません。代表の新川はそんな現状を危惧していて、HUGEで使用する調理油はトランス脂肪酸フリーにしたいという思いをずっと持っていました。
 
そんな思いから始まったZERO Trans Fat, NON GMO
消費者庁のガイドラインに沿ったトランス脂肪酸フリーの油を世界中から探すことに。
期間は半年間に及びましたが、オーストラリアで見つけたヴァージンキャノーラオイルを始め、厳選された調理油を見つけ実際に使用し始めることに成功しました。
まだ日本では馴染みのない取り組みに一筋縄ではいかないことも多くありましたが、価値のある事を始められたと感じています。
 
HUGEには、ARATAという和食の店舗がありますが、主にそこで使用するトランス脂肪酸フリーのごま油を見つけることに苦戦しました。
トランス脂肪酸は油を高温で処理する際などに発生します。
ごま油は製造の過程で焙煎を行うので、なかなか基準をクリアするごま油が見つからず、今までにない多数の会社に問い合わせの電話をかけ続けました。
少し諦めかけていた何十軒目の電話で、
『ウチのは、トランスなんちゃらなんて一切入ってないよっ!』と威勢のいい声
で返答が返ってきて、この時は本当に嬉しかったです。
その会社は、明治から続く創業100年の製油会社です。戦前からの製法を守り、昔ながらの低温圧搾法で、こだわりを続けている素晴らしい製造元でした。
このため、そのごま油は少しずつしか製造できないのですが、胡麻本来の優しい香りがする本当においしいごま油です。
トランス脂肪酸フリーの原材料を探すことがきっかけで、こだわりのある素晴らしい商品や生産者の方と出逢える事ができ、こういった発見は購買部として意味深い時間です。
生産者のモノ作りに対してのスト-リーと熱意をこれからも大事にしていく事はもちろんのこと、トレーサビリティのはっきりした、おいしくて安全なものを皆様にご提供できるようにHUGEでは食の安全の確保に向けた一層の取り組みを継続していきます。


DAICHI